セブ島でのダイビングと石けんつくりの日々。10数年前ひょんなことからセブに来てダイビングショップ&石けん工房を始めることになってしまった私の生活雑記帳です。


by angelmarine

悲願のエッセンシャルオイル

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やっと手に入れたラベンダーオイル(嬉しくて画像にクロス入れてしまった...)。
バルク購入だと25リットルとか100リットルで海外から仕入れなければならず、石けんやキャンドルを作るのにとても苦労していた。本当に弱いものいじめかと思うくらいフィリピンの関税は高くて、「価値がある」と税関が判断してしまうと勝手に商品価格の50%とか時には100%とかかけられてしまう。以前も本の海外通販で有名なところから本を購入したら、DHLが配達前に電話をかけてきて「インボイスの50%をDutyとしてお支払い下さい」とのことだった。1冊2千円くらいの本が送料と税金で5千円になってしまった(涙)。

さて、このラベンダーオイルだがどこから仕入れていいのかもわからず、とにかく出会うフィリピン人に片っ端から聞いたり、電話帳で電話をかけまくったりしていたところ、随分前から取引をお願いしているエクストラバージンココナツオイルを卸してくれている工場の方の紹介でフィリピンの製薬会社を知ることが出来た。最初はあまり相手にされていなかったが、理由を話して再三頼み込みなんとか「最低1リットル以上なら」という返事を頂いた。
しかも、親切なことに配達までしてくださった。もちろん配達料は無料。
ついでに、エタノールやその他の試薬もこの会社に今後はお願いすることにし、これであちらこちら買いまわる煩雑さからも少し開放された。

届けられたオイルは「Lavandula officinails oil」つまり「真正ラベンダー」。標高の高い地域(800~1100m)で栽培されたラベンダーで、LAVANDULA VERA(野生ラベンダー・かなり高価で標高1800m以上で栽培される稀少なもの)に比べれば手に入りやすいが、それでもここではなかなか手に入りにくい。この会社も「トン単位」で花だかオイルだかを仕入れているとか。さすがに詳細は秘密とのことだったけど(別に聞いても真似して仕入れるつもりはないんだけどね)。
これでこの製薬会社が取り扱いをやめることがない限りラベンダー石けんも定番に出来そうだ。
ただ、価格が...ねぇ(溜息)。
荷物を受け取って請求書を見たスタッフは一瞬動きが止まっていたくらい。
私を裏に呼んで小声で「請求書の桁数桁間違ってない??」と(苦笑)。

思えば、石けんを作り始めるときも納得いくものが見つからず、色々なオイル精製所に電話をしたりメールをしたりはたまた会社まで押しかけていって無理やり重役に会わせてもらったりとかなり無鉄砲なことをして現在使うオイルを決めたっけ。
おかげで材料は安定しつつあるけれど、まだまだ私の野望(?)は果てしなく続きそうだ。
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by angelmarine | 2005-05-15 12:14 | 工房のこと