セブ島でのダイビングと石けんつくりの日々。10数年前ひょんなことからセブに来てダイビングショップ&石けん工房を始めることになってしまった私の生活雑記帳です。


by angelmarine

セブ島版おれおれ詐欺

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先週のできごと。
男性一人のお客様をお迎えに行ったある朝、ホテルからちょっと寝不足気味の顔で出てこられた。
「まったく、朝6時に起こされましたよ~」

話を聞くと日本で言う“おれおれ詐欺”...フィリピンでは自分のことを“アコ”というので“アコアコ詐欺”かな(苦笑)。

内容は以下の通り。

突然電話で「○○さん?ワタシワタシ!わかる???」と女性の声で言われ、寝ぼけ眼で「んん???」と答えると、「おかあさん、ビョウキ!今お金ない、お金貸して!」と。
幸い(?!)身に覚えのなかった彼は「誰?」などと名前や事情をだんだんはっきりしてくる頭で聞きだそうとしたが、話しているうちにつじつまが合わなくなってきて、しどろもどろになったその女性は電話を切り、被害は幸いにもゼロ。

彼がおかしいなと思ったのは、彼の名前の呼び方だそうだ。
彼の苗字は少し長い(クレジットカードにも名前を全部入れられず、下の名前はイニシャルだけの記載になっている)ので、通常こちらの人に自分の名前を言う時は、わかりやすく二文字だけで名乗っている。なのに、その女性はフルネームで呼んできた、と。
また、彼が英語を話すことも幸いしたようだ。

ホテルのフロントに確認すると、同じくらいの時間に、同じ女性らしき人からもうひとりそのホテルに宿泊している「コバヤシ」という人にも外線で電話がはいったそうだ。
何もなくてよかったが、万が一のこともあるので「部屋を変えてもらったほうがいいかもしれませんね」と言って、翌日部屋を変えてもらい、その後は2週間の滞在中何事も起こらなかった。ホテルのマネージャーも驚いていたようだ。

ところでフィリピンでは、他人の連絡先を平気で当人に断りもなく教える。しかも友達や会社の人間でも、あらかじめ言っておかなければ気軽に教えてしまう。私もそれを知らなかった頃はわけのわからないフィリピン人からの携帯メールや電話があり、びっくりしたものだった。

フィリピン人のホスピタリティと笑顔は日本人より優るものがあり、こちらで暮らしていると自分も意識しなくても自然に笑顔がこぼれてきて、毎日楽しく暮らしているけれど、中にはやはりあくどい人間やずるい人間もいる。そしてこれらの人たちは時には旅行者に的を絞ることがある。自分が好きで住んでいる国を悪くは言いたくないけれど、日本よりも自己防衛、危機管理が必要な国。もしご旅行でフィリピンにみえるのであれば

「日本とは生活習慣も、経済も、物価も、人種も、価値観、雇用関係もまったく違う」

ということを心のどこかに留めて、楽しい滞在にしていただきたいなと思っている。

(写真と本文はまったく関係はありません) 笑
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by angelmarine | 2005-02-17 17:50 | 南の島のくらし